まずは、作成に必要なソフトウェア(道具)から見ていきましょう。Webアプリケーションの作成に必要なソフトウェアは、「テキストエディタ」です。「テキストエディタ」とは、文章(テキスト)などを編集するためのソフトウェアです。主に、文字情報で構成されるitxむという拡張子のテキストファイルの作成や閲覧に使われます。プログラミングの世界では、PHPスクリプトなど、プログラムファイルの作成に使います。初耳の方は、Windowsの「アクセサリ」メニューから起動できる「メモ帳」のことだと思ってください。メモ帳に文章を入力する代わりにプログラムコードを入力するのです。
ただし、メモ帳は、PHPスクリプトを作成するのに適しているとは言えません。人気のテキストエディタ「秀丸エディタ」を例に、典型的なポイントを比較してみましょう。行番号の表示や、扱えるファイル数が遣うだけでなく、一般的なテキストエディタでは、プログラムコードを見やすく色分けしてくれたり、ソフトウェアによっては作業を自動化できるマクロ機能もサポートされています。こうした豊富な機能のおかげで作業の効率化を図ることができます。したがって、秀丸エディタiこ限りませんが、メモ帳の他に、何かテキストエディタをインストールすることをおすすめします。